多摩川精機株式会社

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同定事例

(1) Thalidomide(サリドマイド)の新規標的タンパク質の探索

FG beads®にサリドマイドを固定化し、ヒト細胞破砕液からアフィニィティ精製を行ったところ、セレブロン(CRBN)、DDB1が同定されました。セレブロンはタンパク質分解に関わる酵素の構成因子であり、サリドマイドはこの酵素の働きを阻害することで奇形を引き起こすことが分かりました。

(2) Capsaicin(カプサイシン)の標的タンパク質の探索

FG beads®にカプサイシン誘導体(Cap-NH2)を固定化し、ヒト白血病細胞NB4からアフィニィティ精製を行ったところ、Prohibitin1、Prohibitin2が同定されました。これにより、カプサイシンによる白血病細胞のアポトーシス誘導機構が解明されました。

(3)MTX(メトトレキセート)の新規標的タンパク質の探索

MTXの固定化部位を変えてFG beads®へ固定化しそれぞれの標的タンパク質をガン細胞破砕液からアフィニィティ精製を行いました。固定化部位の違いにより、標的タンパク質であるDHFR(ジヒドロ葉酸レダクターゼ)とdCK(デオキシシチジンキナーゼ)がそれぞれ精製されました。これにより、MTXの抗がん作用のメカニズムが詳細に解明されました。

(4)病原性大腸菌の感染分子メカニズムの解明

Affinity beadsに病原性大腸菌のEspBタンパク質を固定化し、ヒト細胞破砕液からアフィニィティ精製を行いました。EspBタンパク質はMyosin1Cに結合し、その機能を阻害することが明らかになりました。