多摩川精機株式会社

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固定化・スクリーニング実験における注意事項

バックグラウンドを抑える(非特異的な吸着を少なくする)ために、固定化やスクリーニングの実験では以下の注意が必要です。

リガンド固定化時

  1. 遠心分離を行う。

    FG beads®はナノサイズのため分散性が高くなっています。そのため、有機溶媒中では磁気分離が困難なので、遠心分離でFG beads®を回収する必要があります。

  2. 良く分散させる。    

    遠心分離を行うとFG beads®が強く凝集するので、分散させにくくなります。低分子化合物の固定化では、超音波分散機による分散(超音波ホモジナイザーまたは超音波洗浄器等を使用)、タンパク質の固定化ではガリガリ法での分散を推奨しています。ガリガリ法は、プラスチック製の試験管立てにマイクロチューブの底をあててガリガリと動かして分散させる方法です。ガリガリ法にて分散しにくい場合は、氷冷した超音波分散機で短時間で分散させてください。
    ガリガリ法にて分散させる場合、マイクロチューブの種類によっては底が割れたり蓋の部分から漏れたりする場合があります。硬くて蓋がきつく閉まるマイクロチューブをお使いください。弊社ではキャップロックの使用を推奨しています。

スクリーニング(アフィニティ精製)

  1. 磁気分離を行う。

    遠心分離を行うと重いタンパク質や不溶性のタンパク質も一緒に沈殿してしまい、バックグラウンドが高くなってしまいます。FG beads®は分散性が高いため磁気分離に時間がかかりますが(5分以上必要とする場合もあります)、磁気分離を行うことでこれらの不純物混入のリスクを回避することができ、バックグラウンドが低いきれいな結果を得ることができます。

  2. 良く分散させる。

    タンパク質と結合反応後のFG beads®の洗浄操作で分散が不十分な場合、ビーズの塊の中に不純物が残る可能性があります。そのため、FG beads®をよく分散させる必要があります。FG beads®はガリガリ法で分散させます。